2018.05.05グルメ

【お土産特集】すっと溶けるなめらかさは桜そのもの!吉田屋「西行桜」(奈良県)

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奈良名物「西行桜」

※画像はイメージです

 

古都の優雅さと豊かな自然が持つ素朴さを併せ持つ奈良。観光旅行やお土産にも、ほっこりと癒されるものを選びたくなります。ありきたりでなく、奈良の良さを感じさせるお土産として、吉野葛を使用した吉田屋の銘菓「西行桜」はいかがでしょうか。ここでは「西行桜」の特徴や吉野葛、西行桜にまつわる奈良のお話などについてまとめています。

 

 

吉田屋「西行桜」について

吉田屋「西行桜」とは、吉野葛で作られた葛菓子のこと。一見すると和菓子の落雁(らくがん)のようですが、落雁が砂糖を固めて作っているのに対して、奈良の名産である吉野葛を使用しているのがポイントです。通常の落雁と、吉田屋「西行桜」にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

見た目は落雁のような吉田屋「西行桜」ですが、一番違いがわかるのは口に入れたときの食感です。葛の持つなめらかな舌触りとすっと溶けるような食感は、古風な見た目を良い意味で裏切る新鮮さ。器に入れた「西行桜」に熱湯を注げば、葛湯としても楽しめる、その不思議な味わいに人気が集まっています。

 

「西行桜」の不思議な味わいに花を添えているのが、砂糖として使用されている香川県産のさぬき和三宝糖です。上品でほどよい甘味の和三盆と吉野葛の食感に、1口、もう1口とついつい手が伸びてしまいます。

 

吉田屋「西行桜」に使われており、なめらかな食感のポイントになっている吉野葛。奈良名産とご紹介しましたが、他の葛とどのような違いがあるのでしょうか。

 

奈良の「吉野葛」について

吉野葛

※画像はイメージです

 

そもそも葛はマメ科の植物。初秋の頃に紫の小さな花をつけ、秋の七草にも数えられています。古くから歌に詠まれるなど、日本人に愛でられてきた植物ですが、くず湯や葛餅など、食品として使われるのは主に根の部分になります。

 

葛の根っこに含まれるでんぷん質を精製して作られる葛粉のうち、奈良県吉野地方で生産される葛粉のことを「吉野葛」と呼んでいます。吉野地方で作られる葛には「吉野晒し」と呼ばれる独特の製法があり、水に晒して丁寧に精製された葛だけが「吉野葛」「吉野本葛」として販売されるのです。

 

吉野葛で作ったくず切りやくず湯は、寒天や氷を思わせる清涼な透明さを持ちながら、食感は限りなくやわらかいお餅のようになめらかで、上品なとろみが感じられます。そんな吉野葛以外にも、吉田屋「西行桜」が奈良土産としておすすめの理由がもう1つあります。それが名前の由来にもなっている西行桜です。

 

「西行桜」について

西行桜について

※画像はイメージです

 

吉野葛が作られる奈良県吉野地方には、非常に多くの桜が植えられており、吉野山は日本屈指の桜の名所としても知られています。吉野山の美しい桜の風景に惹かれて、毎年多くの観光客が訪れますが、吉野山の桜には、通常のお花見とは少し異なる神秘的な意味合いがあるのをご存じでしょうか。

 

その昔、山々は神が宿る神聖な場所とされており、吉野山も神や仙人の住む理想郷として崇められていました。その神々が宿るご神木として植えられているのが吉野の桜で、かの西行法師も吉野の桜を愛し、吉野山に庵をもうけて数々の歌を詠み残しています。

 

吉野の桜を観に訪れる人々も、そのはかない美しさの中に知らず知らず神々しさを感じているのかもしれません。そんな西行も愛した吉野の桜、西行桜をかたどった銘菓が、吉田屋「西行桜」なのです。

 

おわりに

伝統的な製法で作られる吉野葛に、上品な甘さを添える和三盆。日本でも指折りの吉野桜に、かつて神々の宿る山としてみとめられた吉野山。そこで過ごした西行法師の雅な歌に思いを馳せつつ、口の中でなめらかに溶ける「西行桜」をいただけば、ティータイムがあっという間に優雅な古都へといざなってくれそうですね。

 

参考情報

※ご紹介した商品のアレルギー情報は、念のためメーカーサイトにてご確認ください。

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